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水災時の保険手続き

損害保険
2021.07.07

今年も大雨による被害が発生しました。
被害を受けられた皆さまに謹んでお見舞い申し上げますと共に、
一日も早い復旧と、皆さまの安全と健康を心よりお祈り申し上げます。

土砂崩れで家が壊れたり、川の氾濫で家が流されたり、                      大雨による住宅の被害は、主に火災保険に付帯する「水災補償」の対象となります。       流れ込んだ水で張り替えが必要になった床や壁、使えなくなった家具などの被害にも保険金が出ます。

保険金を受け取るには、一般に床上浸水か、地盤面から45cm超浸水した場合、もしくは、同じ価値の建物を立て直す費用の30%以上の損害があった場合などが該当します。

被害に遭ったらまず、保険代理店か保険会社に連絡します。日時、場所、損害の状況など分かる範囲で報告します。その後、保険金の請求に必要な書類の案内が送られてきます。保険証書が手元になくても、氏名や建物の住所などで契約を確認し、手続きを始められます。

保険金の請求には、保険会社指定の請求書の他、損害を証明するために修理業者による見積書、被害状況の写真などが必要になります。書類送付後、保険会社立ち合いによる現地の被害状況の確認や調査を経て、保険金が支払われます。

迅速な保険金の受け取りの為に重要なのが、片付けや修理の前に、被災状況の写真を撮影する事です。「破損箇所」と「建物全体」の写真を撮影します。
浸水があった際には、壁に残った水の痕の高さを示すため、人やペットボトルなどを近くに置いて撮影します。外観の他、室内の写真も撮影します。

実際に自宅に大きな被害が発生すれば、保険どころではないかもしれません。火災保険の請求期限は被災から原則3年ですので、保険金の請求は片付けや家の修理の後でも問題ありません。最近はインターネットを通じて保険金の請求手続きも可能です。

また保険料を抑える為、火災保険の契約の際に水災補償を外す人もいます。水災のリスクは住宅の立地で大きく異なります。ハザードマップなど自宅周辺の「危険度」を調べた上で、保険の契約内容を検討しましょう。

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