マネー
2020.10.20
資産運用を始めたいと考えても、知識がなくて不安な方も多いです。
そんな中、金融機関から独立し、資産運用の助言をするサービスへの関心が高まっています。販売ノルマなどに縛られず、顧客のライフプランを踏まえた資産運用や金融商品を提案できる為です。
<資産運用の相談先(一例)>
1.ファイナンシャルプランナー(FP)
業務内容・・・家計全般の相談
資格・・・ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、CFP®
投資商品の売買仲介・・・原則できない
報酬形態・・・相談料
2.独立系金融アドバイザー(IFA)
業務内容・・・資産運用の相談、個別商品の提案・発注
資格・・・金融商品仲介業登録、証券外務員資格
投資商品の売買仲介・・できる
報酬形態・・・投資信託の販売手数料
3.公的投資助言者(RIA)
業務内容・・・富裕層などへの投資助言
資格・・・投資・助言・代理業登録など
投資商品の売買仲介・・しない
報酬形態・・・顧客の預かり資産額に一定の料率を掛けた金額
実際には相談先の保有する資格や登録業務などでサービスや報酬は異なります。例えば顧客と証券会社などを取次ぎ、金融商品の勧誘をするためには、証券外務員資格のほか金融商品仲介業者として登録が必要です。FPの中には、生命保険募集人資格や損害保険募集人資格を取得し、保険を販売する人もいます。FP資格を持ちながらIFAやRIAとして働く人もいます。